ADHD

【ADHDと迷う方も多いASD】症状別の特徴と対策方法をご紹介します

ASDとは自閉症スペクトラム障害のことで、コミュニケーションや対人関係の構築が苦手とする方の多い発達障害の1つです。

幼少期はそれほど問題なく過ごせていても、大人になって社会に出ると複雑なコミュニケーションが求められるケースが多くあり、社会生活を困難に感じる方も多くいます。治療により完治させることは難しいですが、自身の症状を理解して周りの方の協力を得ることで生きやすい環境を整えることは可能です。

こちらの記事では大人のASDの特性と対処方法についてお話していきます。

大人のASDの特徴

大人のASDには主に2つの特徴があると言われています。

① 対人関係による困難

質問の意図や背景が理解できなかったり、例え話や冗談などが理解できないといった問題があります。また、TPOに合った行動が難しく、場の空気を読むことがとても苦手です。

② 1つのことにこだわってしまう

自分の決まった手順などにこだわる傾向があり、急に予定が変わってしまったり、トラブルや突発的なことが起こるとパニックになりやすいです。臨機応変な対応が苦手なので、思考停止してしまい何もできなくなってしまう方もいます。

大人のASDには周りの方の協力を得ることが何より大切

大人のASDの場合、自身の意識や努力だけでは改善することは難しいです。周りの方に自身の症状を理解してもらって配慮してもらうことが解決策の1つになります。

どのようなことに協力をもられれば良いかお話していきます。

指示は具体的にしてもらう

仕事の指示が出されるときに曖昧なニュアンスでされるケースも多いと思います。

ASDの場合、その指示が出る意図や背景を理解することが難しいので、より具体的に指示出しをされたほうがスムーズに仕事に取りかかることができます。事前に症状を相談し、仕事を依頼してもらうときには具体的な指示を出してもらうようにしましょう。

図や表などを用いて分かりやすくしてもらう

文字を読むだけや口頭で聞くだけでは内容を理解しにくいのも大人のASDの特徴です。

図や表が挿入されていて視覚的にも分かりやすい資料のほうが、ASDの人も理解しやすいです。文字や口頭だけでなくサッとメモに簡単な仕事のフローを書いてもらうだけでも理解度に違いがでます。

就労支援を受ける

就労移行支援事業所は精神障害・発達障害・身体障害・知的障害などを抱えている方で、一般企業への就職を希望している方が利用することができるサービスです。利用には障害者手帳は必要なく、医師の診断書(障害福祉サービス受給者証)があればサービスを受けることができます。

就労移行支援事業所では企業への就職に向けて、専門的なスキルの講習を受けられたり、定期面談によりメンタル面のケアを行ってくれます。また、就職先の紹介をしてくれて、就職先との対応業務の調整も手伝ってくれるなど幅広い支援を受けることができます。

まずは周りに相談することからはじめましょう

大人のASDはコミュニケーションや対人関係を構築することが苦手なため、生活をしやすくするためには周りの方の協力が必要不可欠になります。

まずは医師に相談することが重要ですが、家族・友人・同僚に相談して協力を得ることで社会生活を送りやすくすることができます。公的な支援サービスもありますので、1人で悩んで抱え込まず、まずは周りの方に相談するようにしましょう。